- 日替わりコラム
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8/21
2023
田舎で家を探そうと思っても、ネット上にあまり物件情報は出ていません。最近は、地方自治体が請け負って物件を紹介している「空家バンク」がありますので、それを見たり、直接自治体に相談してみるのもよいでしょう。
そして、最も大事なのは「聞いて回る」ことです。食事に行った先や宿泊先など、移住検討地の地元の方に相談してみると、意外と空き家バンクに載せていない物件に出会うことがあります。田舎というのはコミュニティーが密で、人付き合いが濃いところです。知り合いづてに良い物件が見つかるかもしれません。
ちなみに、私も現地で喫茶店にたまたま居合わせたお客さんから中古物件を購入しました。世間話をしていた時に、「実家を片付けに来た」と聞いたことがきっかけでした。
また、気をつけてほしいのが価格です。まず、相場を知りましょう。賃貸ならば地元の人たちに聞いて回り、価格が適正かどうか検討しましょう。一方、物件や土地を購入する場合は、1000万円で売りに出ているからといって、その値段で買わなければならないと思わないことです。価格はあってないようなもの、1000万円の家を100万円で売ってほしいと相談・交渉しても構わないのです。
地方移住経済情報研究家金丸知弘
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