- 日替わりコラム
Wed
1/17
2024
ネギが甘く美味しい季節になりました。ネギは主に東日本で栽培されている白ネギ(根深ネギ)と、主に西日本で栽培されている青ネギ(葉ネギ)の大きく2タイプに分かれます。
白い部分を食す白ネギは、ネギ特有の香りがあり、生で食べると辛みを感じ、加熱するとトロッと柔らかくなり甘くなるのが特徴です。群馬県の下仁田(しもにた)ネギや、東京都の千住(せんじゅ)ネギなどがあります。青ネギは、白ネギに比べて細く、根元のほうで枝分かれしているのが特徴で、緑の葉先から白い部分までほとんど食べることができます。京都府の九条ネギや、福岡県の博多万能ネギなどがあります。
ネギは、料理から薬味までさまざまな使い方ができます。白ネギを炒めものや鍋料理に利用する際は、大きめに切ることで、加熱したときに特有の甘みや食感が楽しめます。白ネギの葉(緑色の部分)は硬いため、肉や魚のにおい消しやスープの出汁に使用するのがお勧めです。青ネギは、小口切りにすると香りと風味を楽しむことができます。鍋料理や炒めものの際には、大きめに切って加えると甘みを味わうことができます。保存するときは、乾燥しないように新聞紙で包んで冷暗所に置いたり、さらにポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。カットした白ネギは、ラップでしっかり包んで冷蔵庫に保管しましょう。
管理栄養士・野菜ソムリエプロ篠原絵里佳
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