イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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7/15

2024

「サステナ経営」とは何か

 本稿では、改めて「サステナ経営とは何か」を考えてみましょう。
 「サステナ」とは、サステナビリティ(持続可能性)、サステナブル(持続可能な)の略語です。持続可能とは、個人、家庭、企業や国、地域、そして地球が永続的に健全な状態であり続けることです。
 企業も赤字続きではサステナブルとはいえません。賃上げも必須です。従業員を低い賃金で雇い続けることもサステナブルではありません。企業は、「従業員やその家族を幸せにすること」が最大の存在意義です。
 環境面(E)では、工場や製品が、温室効果ガスや有害物質をできるだけ出さないことです。
 社会(S)においては、サプライチェーン(原料の調達から販売、使用、廃棄まで)において、人権侵害を起こさない、放置しないことが求められます。
 ガバナンス(G)においては、特に従業員の多様性(ダイバーシティ)を重視することです。この3つがいわゆる「ESG」であり、こうした非財務領域の価値向上が、財務を改善することが明らかになりました。
 日本に伝わる「三方よし」もサステナビリティと表裏一体です。自社が健全に成長し続け、すべてのステークホルダーを幸せにすること、不幸せを放置しないことがサステナ経営といえるでしょう。

『オルタナ』編集長森 摂

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