イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2024

表示間違いを防止する仕組み作り(5)完成した表示の再確認と工場での印字ミスの防止

 パッケージに義務表示および任意表示を印刷するためには、パッケージのどの位置に義務表示の一括表示や栄養成分表示を配置し、どの位置に任意表示の商品名、キャッチフレーズ、写真などを配置するかを決め、デザイン会社や印刷会社の協力のもと、印刷の設計図である版下を作成する必要があります。この時点で重要なのは、完成した表示が正しく版下に反映されているかを再確認することです。括弧の位置が違っていたり、漢字が間違っていたりすることが時々あるからです。それを最低2人で声を出して目で追って間違いを見つけ出す、これが正しい表示のパッケージを作成する最後の大事な作業となります。
 正しい表示のパッケージが完成していても、完成したパッケージを使用して工場で商品を製造するときに、賞味期限の印字を間違うようなことがあっては元も子もありません。印字間違いを防止するためには何度も確認することが必要です。製造の最初にパッケージに印字された賞味期限が間違っていないかを複数人でチェックし、間違っていないことを確認してから製造をスタートさせるのです。
 表示間違いを防止するための表示チェック時、工場での印字時のポイントは複数人での確認です。1人では見逃してしまうところを複数人で行うことで見つけ出すことができるのです。

フード・オフィス・天明 代表/上級食品表示診断士天明英之

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