イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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Wed

11/20

2024

三浦半島の自然と歴史(36)散策で発見、踏まれても強い雑草たち(2)

 コメツブツメクサは、マメ科シャジクソウ属の一年草です。ヨーロッパから西アジア原産で、日本では1930年代に確認された帰化植物です。キバナツメクサとも呼ばれ、小さな蝶形花が数個から20個ほど集まって咲きます。
 メリケントキンソウは、南米原産のキク科イガトキンソウ属の一年草です。1930年代に和歌山県で初めて確認されました。果実(種子)に硬く鋭いトゲを持ち、肌に刺さると怪我をするおそれがあるため、マニュアルを公開して注意を促す自治体もあります。
 キキョウソウは、キキョウ科キキョウソウ属の一年草です。北米原産の帰化植物で、1940年代に東京で最初に確認され、東北以南に分布しています。小さいながらキキョウに似た可愛らしい花が咲きます。ハイニシキソウは、原産は熱帯アメリカとされますが、世界の熱帯・亜熱帯に広く分布しています。トウダイグサ科トウダイグサ属の一年草です。地面を這うように広がって小さな紅色の花をつけます。
 マツバゼリは、セリ科マツバゼリ属の一年草です。熱帯アメリカ原産で、世界各地に広く分布しています。セリの仲間ですが、その名のように葉は松葉に似ています。セロリに似た香りがあり、6月頃に小さな白い花を咲かせます。家畜にとっては有毒となります。

NPO法人 バイオメディカルサイエンス研究会 常任理事前川秀彰

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