イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2025

1月の二十四節気「小寒(しょうかん)」と「大寒(だいかん)」

 1月(5日頃)に訪れる二十四節気※ は「小寒」です。寒さが厳しくなり始める頃で、小寒から節分までを「寒」といい、「小寒」に入る日を「寒の入り」といいます。その次は、1年のうちで寒さがもっとも厳しくなる頃という意味の「大寒(20日頃)」へと続きます。小寒から大寒までのおよそ30日間は「寒」、「寒中」、「寒の内」と呼ばれ、暦の上でも寒さがいっそう増していく様子がうかがえます。
 寒さがもっとも厳しくなる1月は身体を冷やさないことが最重要。冷えると血流が悪くなり、凝りや痛み、免疫力の低下を引き起こし、さらには老化を促進させます。冷たい空気は三首(首・手首・足首)から入りやすいので、衣類などでしっかり防寒対策をしましょう。この時期の食べ方のポイントは、身体を温める食材と潤いを補う食材に加えて、黒い食材(黒豆・黒ごま・黒きくらげ・海藻類など)を取り入れること。漢方では黒い食材には寒さで弱った生命力を補い、老化を防ぐ力があると考えられています。漢方発祥の地である中国には「冬になったら冬の食べもので元気を補おう」という言葉があるそうです。冬に旬を迎える食材にも、寒さを乗り越えるパワーがあるのですね。
 年末から年始にかけての美味しいもの三昧の毎日で、胃腸が疲弊気味です。疲れた胃腸を労ることも意識しましょう!

※ 二十四節気は太陽の動きにあわせて1年を24等分した歴のことで、季節の移り変わりを知る目安となる。
  太陽の動きによるので、毎年日付は固定されていない

中医食療薬膳師二級中山静江

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