- 日替わりコラム
Wed
11/4
2020
オフィス街を歩くと、飲食店のドアにデリバリーサービスやテイクアウト対応の表示を多く見かけるようになりました。また、デリバリーサービスの自転車が疾走している姿も日常的に見かけます。新型コロナウイルス蔓延後、食の形態も大きく変化しました。
急増しているデリバリーサービスは、蕎麦や中華料理など従来の飲食店の出前、宅配寿司やピザチェーンなど自社の専門配達員によるもの、ネットを活用した配達専門業者によるもの、タクシーによる配達サービスなど、その営業形態もさまざまです。
デリバリーの場合には店内飲食とは異なり、調理後に時間が経過してから喫食します。そこで利用するときの注意として、まずは信頼できる飲食店や業者を選びたいものです。また、遠方からの配達となると食中毒などの危険性も増えますので、配達にかかる時間が10分程度以内※ のお店から取り寄せるとよいでしょう。次に、料理を受け取ってからは長時間放置せず、なるべく早めに食べましょう。弁当などで表示がある場合は、その表示内容に従って保管してください。さらに、レシートなどはトラブル防止のため数日間は保管しましょう。
ウィズコロナの「新しい生活様式」のなか、消費者としてデリバリーを上手に活用したいですね。
※ 注文から配達されるまで、30分程度以内(食品衛生上は15分程度以内)が望ましい
東京食品技術研究所 学術顧問鈴木達夫
全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています
- アクセス