- 日替わりコラム
Mon
2/21
2022
ある協会が、アフターコロナにおける働き方やオフィスのあり方に関するアンケート調査を行いました。
その結果によると、「新型コロナウイルス収束後、あなたが働くオフィスは必要ですか」という質問に対して、「これまで通り必要」と回答した人は62.6%、「これまでと違った形で必要」と回答した人が30%、「必要ではない」と回答した人は7.4%でした。関連して、「コロナ禍が落ち着いた以降、いま働いているオフィスはどのような形で必要だと思いますか」という質問への回答として、「多様な働き方の継続」、「交流やコミュニケーションの充実」、「自宅・センターオフィス・サテライトオフィスの場所選択」といった声を紹介しています。
次に、経営者に対して「一連の在宅勤務を経て、今後社員に常態化させたい働き方は何ですか」と聞くと、「更なる在宅勤務」、「成果主義の評価方法」、「出張および移動の抑制」という回答が挙げられました。同様に、経営者に「新型コロナウイルスの収束後、あなたは自社のオフィスの規模またはレイアウトを見直しますか」と質問したところ、68.6%が「現状のオフィス面積を維持し、レイアウトを見直さない(そのまま)」と回答し、「現状のオフィス面積を縮小し、レイアウトを見直す」の10.6%を大きく上回りました。
東京造形大学 造形学部デザイン学科 教授地主廣明
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