- 日替わりコラム
Wed
7/20
2022
作家の宇野千代氏は生前に、「書くことよりも大事なのは机の前に座ること」という言葉を残しています。書く心得のひとつが、毎日机の前に座ること。すなわち、1日のうちに必ず書く時間をつくるということです。
たとえば私の場合、最も頭がクリアな早朝の1時間、あるいは、最近までは早めに出勤して、始業までの1時間を「書くこと」にあてていました。出勤者が少ないので、集中できる時間帯でもありました。ときどきは電話がかかってくることもありましたが、邪魔されたと思わずに率先して電話を取っていました。電話の内容が、書く題材のヒントに結びつくかもしれないからです。
以前、新人に「できるなら、毎日始業10分前までに着席して、始業チャイムが鳴るまでの時間、仕事とは別のものでもいいので興味や関心をもったものに取り組んでみてはどうか」と話したことがあります。この時間で、書くことに集中してもよいと思います。1日10分間、1週間5日勤務として50分、1か月で200分になります。
現在私は、スマートフォンアプリのメモ機能を使い、電車に乗るようなわずかな時間にも書いています。皆さんも、ご自分の1日の中で、書くことを習慣化できる時間と場所を見つけてみてはいかがでしょう。
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オフィス環監未来塾 代表中臣昌広
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