イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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10/19

2022

ビジネスに役立つ文章講座(10)研修報告書を書くための「メモの取り方」

 研修報告書は、いつ、どこで、誰が、何を実施したのかとともに、成果や学び、今後の仕事に活かす点などを書くのが一般的ですが、研修後に内容を一から思い出して書くのは労力を要します。そんなとき、研修中に上手にメモを取っておくと、そのメモを使って報告書を短時間で仕上げることが可能になります。
 まず、事前に配布資料が手元にある場合には、その資料にひととおり目を通すことで研修の流れや内容をつかむことができ、メモが取りやすくなります。研修中は、配布資料と同じ内容を細かくメモする必要はないと思います。講師の話で印象に残った点を、キーワード、箇条書きでメモしておくと、あとで内容を思い出すことが容易になります。◎、○、△、×、※などの記号を使うと、視覚的にわかりやすくなります。
 私は、ノートにメモするとき、ページの左側の幅3~5cmくらいのところに縦に線を引き、そのスペースに重要な用語、後で調べる用語を書き出しています。大事なポイントは、話を聞いて自分自身が思ったことや考えたこともメモしておくことです。そのメモが、研修報告書の成果や学び、今後の仕事に活かす点の記入に役立ちます。
 最近では、パソコンを持ちこんで聞きながら入力することもありますが、私の経験では、手書きのほうが印象や記憶に残りやすいと思います。

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オフィス環監未来塾 代表中臣昌広

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