イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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2022

三浦半島の自然と歴史(12)旨い魚

 リアス式海岸といえば、三陸海岸、志摩半島、若狭湾、豊後水道(ぶんごすいどう)が有名ですが、三浦半島の先端もリアス式の形状になっており、良港があります。
 その中のひとつに松輪漁港があり、そこで水揚げされるのが「松輪サバ」です。プライドフィッシュと呼ばれ、関サバ、金華サバと並び称されるブランドサバです。根付(ねつ)き※ なので、1本釣りで、指が触れないように大事に扱われます。秋から冬が旬のこのサバは、港にある松輪というレストランで食べられます。休日は特に混雑し、2時間以上待つこともあるとか。また、黄金色で貫禄がある根付きの「黄金アジ」もブランドになっています。
 三崎漁港はマグロの水揚げ港として有名で、「三崎といえばマグロ」と言われるほどで、多くの人が訪れます。マグロの水揚げ量は減っていますが、ほかにも多くの種類の地魚が楽しめます。
 たとえば、カマスより価格が手頃なミズカマス、東北地方が主なのですがこの辺りでも獲れるドンコ(エゾイソアイナメ)や大きい魚で脂の多いクロウオ(アブラボウズ)は煮付けが美味しいです。ほかにも、カワハギ、イナダ、キンメダイ、タコ、塩焼きのイシモチやメヌケの刺身もお勧めです。

※ 岩礁の間などにすみ、遠くへ移動しない魚

認定NPO法人 バイオメディカルサイエンス研究会 常任理事前川秀彰

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