実家の「写真整理」3つのポイント

　前回、「実家の写真整理は、ほかの部屋やものを片づけてから最後にしてください」とお伝えしましたが、今回は写真整理に取りかかる際の作業のコツを3つご紹介いたします。
　1つ目は、「写真の全体量を把握すること」です。押入れには古いアルバムが何冊もあり、複数の引き出しにアルバムに整理していない写真が何十枚もあるなど、いろいろな場所にしまわれている写真の全体量を確認しておかないと、作業が二度手間になります。
　2つ目は、「人生の大きなイベントを簡単な年表にして、アルバムや写真を年代ごとに分けていくこと」です。そうすることで、「この年代は写真が多いから減らそう、少ないから残そう」と考えることができます。また、デジタルで保存する場合にも年代別で分けておくと、フォルダごとに管理ができます。デジタル管理は、写真ならではの整理の仕方ですので、可能であればぜひやってみてください。
　3つ目は、「人(家族や友人)に見せたい写真かどうかを考えること」です。そう考え始めたとたん、「同じような写真が2枚あるから1枚で十分」、「自分の写りがよい写真だけ見てもらいたい」など、これまでの手の止まりが嘘のようにさくさくと整理が進むことも多いので、参考にしていただければと思います。

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