- 日替わりコラム
Tue
11/22
2022
一般的に、書籍の最後には著者紹介の文章が掲載されています。著者の肩書や経歴、これまでの実績などが載っていて、書籍を購入するにあたり読者が著者を知るための凝縮された文章になっています。一方、仕事上でも社内報のほか、他社・異業種交流、地域コミュニティでの交流など、自己紹介文を書く機会が増えています。今回は、相手にわかりやすく伝わる自己紹介文を見ていきましょう。
書き方の基本は、「現在」、「過去」、「未来」の3つのパーツを順番に構成することです。プロ野球の試合後の活躍選手へのインタビューをイメージするとわかりやすいでしょう。現在「いまの気持ちは?」、過去「振り返って、打ったのはどんなボールでしたか?」、未来「今後の目標は?」となります。これを自己紹介文にあてはめると、現在は所属や役職、業務、分野など何をやっているのかを書きます。過去は、経歴や資格、これまでの実績、何を経験したのかを挙げます。字数に余裕があれば、たとえば「好きで通った趣味の教室が現在の仕事に結びついた」など、何かエピソードを入れると印象に残りやすくなります。未来は、目標や達成したいこと、何を目指すのかを書くとよいでしょう。
こうして作成した自己紹介文のもうひとつのメリットは、今後、自己紹介スピーチの原稿としても活用できることです。
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オフィス環監未来塾 代表中臣昌広
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