イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

DAILY COLUMN

- 日替わりコラム

Thu

1/26

2023

実家の片づけで「形見分けボックス」を作成

 片づけの際に困るのが「思い出のもの」の存在です。これらを管理する方法として、たとえば段ボール1つまでなど数(スペース)を決め、追加したいものが出たらそこに入れるようにし、入らなくなったら1つ増やすときに別のものを1つ出すようにすることで、量が増えないようにコントロールするのはいかがでしょう。
 これを応用したのが、「形見分けボックス」です。「形見としてこれは長男に・長女に・次男に」と、子どもたちに渡したいものが家中のあちこちに散見されるケースで有効です。この場合、段ボールを3つ準備し、それぞれに渡したいもの、たとえば思い出の食器や文具、写真、へその緒、手紙などをお子さん別に入れていきます。誰に何を渡すのかがわかりやすくなるだけではなく、クローゼットや食器棚が「今、親御さんが使うものだけ」になるため、すっきりして大変喜ばれます。
 もちろんお子さんに渡したいものが新しく増えたら、ほかのものをボックスから減らすという方法で適正量をキープできます。1か所に集めることで、「似たものは自主的に減らす」など、本人の納得の上で処分も進みます。このように、工夫次第で本人にとって便利になるうえ、家も片づけることができます。捨てることを強要しないですみ、さらに、喜んでもらいながら一気に解決が見えてきます。

株式会社オフィスミカサ 代表・整理収納アドバイザー一級認定講師長野ゆか

全部または一部を無断で複写複製することは、著作権法上での例外を除き、禁じられています

戻る

ACCESS

- アクセス

事業所

〒275-0024
千葉県習志野市茜浜1-12-3
ライフ・クリエーション・スクエア内BMSA・環文研共同研究棟1階

Google Map

本部

〒151-0051
東京都渋谷区千駄ヶ谷5-27-11
アグリスクエア新宿11階

Google Map
お問い合わせはこちら トップへ