イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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Thu

8/17

2023

人と犬と猫がともに暮らすこと(7)犬の散歩の仕方

 犬を飼うと、犬が飼い主の指示に従うようスワレ、フセ、マテ、コイなど基本的な動作を教えなければなりません。中には「何も教えていない」という飼い主もいるかもしれませんが、犬と快適に暮らすために、必要なことは教えなければなりません。
 多くの飼い主は犬と一緒に散歩をします。自分の運動のお供として、犬の運動・排泄のためなど、散歩する目的はそれぞれ異なるでしょう。しかし、家から一歩外に出ればそこは公の場です。そこで観察できる人と犬の散歩姿の多くは、犬のリード(散歩綱)を長くしていたり、犬が飼い主から離れてうろうろ歩いていたり、あちこちの臭いを嗅いでいたり。人と犬が安心感を醸しだしながらの散歩姿には、あまりお目にかかれません。
 多くの人は、自分の犬はおとなしいと思っています。しかし、あなたの犬とすれ違う人はあなたの犬のことをまったく知りません。知らない犬が近づいてきた時、あなたはどのような気持ちになりますか。
 人と犬との散歩は、飼い主はリードを短く持ち、犬が飼い主の横にいることが基本です。その姿の時におやつを与えても構いません。犬は、飼い主の横にいると良いことがあると憶え、人が歩けば犬も一緒に歩きます。その姿には一体感があり、すれ違う人に安心感を与えます。

井本動物病院 院長井本史夫

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