愛玩動物看護師を目指す学生の好きな生きもの

　愛玩動物看護師を目指している学生さんに「好きな生きものは何か」を聞いてみました。その結果、犬が58.4%、猫が22.5%と、圧倒的に犬が好きな学生のほうが多いことが明らかとなりました。そのほかには、鳥、カラス、オオカミ、ウサギ、カワウソ、リス、チンチラ、トラ、ハムスター、ハリネズミ、ブタ、モルモット、トカゲ、金魚という回答もありました。
　一般的にみられる好きな動物の比率では、犬と猫はほぼ1：1であるのに対し、犬に偏りが見られる今回の結果は、愛玩動物看護師の国家資格取得の動機としても関係があるのではと注目しています。また、アンケートは「好きな生きもの」とされていたにもかかわらず、哺乳類を好む傾向が強いことも明らかとなりました。
　ほかの研究者の報告でも、「動物」のイメージは哺乳類が89.9%とその多くを占め、続く鳥類はわずか7.4%でした。さらに小学生の好きな動物では、犬が67%、猫が55.1%で、ライオン、トラ、ウサギと続くと報告されています。今回の愛玩動物看護師を目指す学生の少数回答とは大きく異なっていますが、回答者の年齢層の違いによるものかもしれません。
　次回は、嫌いな生きものについて報告します。

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