- 日替わりコラム
Fri
9/27
2024
愛玩動物看護師を目指している学生さんに、嫌いな生きものは何かを聞いてみました。その結果、ゴキブリが33.7%、虫が30.3%、クモ5.6%、その他、アリ、イモムシ、蚊、蛾、カエル、カネタタキ、カマキリ、カメムシ、ゲジゲジ、コウモリ、サソリモドキ、セミ、チョウ、ハエ、バク、ハチ、ハト、ヒアリ、ヘビ、ムカデ、ワニなどの回答がありました。そのうちもっとも回答の多かった「ゴキブリ」の嫌いな理由は、不快・気持ち悪いが37.2%、動き方が23.3%、不用意に出てくるが22.1%、不衛生が23.3%でした。その他の中には、生命力が強い、体色、駆除できない、家の中に住んでいる、音などの意見がありました。次点で種名を書かずに「虫」自体が嫌いという回答が得られたことは興味深く、この結果は動物(哺乳類)の好き嫌いと虫の好き嫌いはほぼ逆転していると考えています。
ある調査によると、小学生のうちからゴキブリが嫌いになる理由として、大人の固定観念などが子どもの小動物に対する「好き・嫌い」に影響を及ぼす可能性があると報告されています。またその報告によると、嫌いな理由としては姿形、動きの順であり、今回の回答事例と近似した結果となりました。さらにほかの報告でも女子大生の多くがゴキブリが嫌いという回答を得ています。
イカリ消毒株式会社 名誉技術顧問谷川力
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