- 日替わりコラム
Mon
11/25
2024
秋から春にかけて流通するカリフラワーですが、もっとも美味しい旬は、11月~3月の寒い時期です。旬のカリフラワーは甘みがあり、えぐみが少ないので、新鮮なものは生でも食べることができます。生で食べると独特の食感が楽しめますが、甘みやみずみずしさを感じたい時は、茹でて食べるのがお勧めです。
白く鮮やかなカリフラワーは食卓を明るく彩ってくれます。収穫してから日にちが経つと変色してしまうため、できるだけ早く食べるようにしましょう。茹でる時に酢を加えると、白く仕上がります。また、緑色や黄色、オレンジ色のもの、円錐の形状をしたロマネスコ、ブーケのような形のカリフローレという品種もあります。カリフラワーは芸術的な形状をしており、フラクタルとよばれる螺旋状に塊が集まった構造をしています。ロマネスコは、特にそれが顕著に表れています。
色は違うものの見た目がよく似ている野菜にブロッコリーがありますが、カリフラワーは、ブロッコリーが突然変異で白くなり、それを品種改良させたものなのです。どちらもアブラナ科で、キャベツの仲間です。カリフラワーにはキャベツのような甘みがあるのが特徴です。
見た目に美しいカリフラワーは栄養価も高く、ビタミンCが豊富に含まれます。旬のカリフラワーを食べて、健康的に冬を過ごしましょう。
管理栄養士/野菜ソムリエプロ篠原絵里佳
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