イカリホールディングス株式会社 よりそい、つよく、ささえる。/環文研(Kanbunken)

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12/6

2024

12月の二十四節気「大雪(たいせつ)」と「冬至」

 12月(7日前後)に訪れる二十四節気※ は「大雪」です。雪が降り積もる頃という意味で本格的な冬の訪れを意味します。その次は1年でもっとも昼の時間が短い「冬至(22日前後)」へと続きます。冬至は、太陽の力がもっとも弱まった日であり、「一陽来復」ともいわれ「この日を境に再び力が蘇り、運も上昇する」という前向きな意味合いを含んでいるそうです。この頃になると、自然界では厳しい寒さから身を守るために植物は葉を落とし、動物たちも冬眠するなど春の活動期に備えてエネルギーを蓄えます。昔から「冷えは万病のもと」といわれるように、冬は体の冷えによって血行が悪くなり、コリや痛みが出たり、免疫力が低下して大きな病気にかかりやすくなります。秋から続く乾燥も冬はさらに厳しくなるため、冷え対策と同時に潤い対策も重要です。
 冬の食べ方としては、体を内側から温める食材と潤いを補う食材を摂るのがポイントです。鶏肉、エビ、サケ、ブリなどはエネルギーを補い体を温めます。季節の野菜(白菜、大根、ニラ、ほうれん草など)と生姜、ニンニク、長ネギなどの薬味を加えて熱々でいただく鍋料理は、「温め」と「潤い」両方の効果が期待できるのでお勧めです。12月はイベントも多く、忙しい日々が続きますね。楽しい時間を過ごした後はゆっくりと体を休めて、エネルギーを充電するように心がけましょう。

※ 二十四節気は太陽の動きにあわせて1年を24等分した歴のことで、季節の移り変わりを知る目安となる。
  太陽の動きによるので、毎年日付は固定されていない

中医食療薬膳師二級中山静江

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