ニュートラルな視点で見る

　人や物事を見るとき、偏った先入観を持っていると、その先入観の影響で見え方が変わってしまうことがよくあります。
　たとえば、同じ職場のAさんのことを「とても仕事ができる人」だと思っていれば、ちょっとしたことでも「やっぱりAさんは仕事ができる人だな」と思うので多少のミスは気になりません。逆にAさんを「仕事ができない人」だと思っていると、少しのミスでも「やっぱり仕事ができない人だ」と思ってしまいます。
　改めて見直してみて、皆さんが周りの人に対して持っている印象に、偏った先入観はないでしょうか。その先入観のせいで誤解をしてしまうこともあるかもしれません。もしあなたが悪い印象を持っている人がいるとしたら、一度その人のことを「とても良い人」という前提で見てみてはいかがでしょう。今まで見落としていたことに、気づけるかもしれません。
　先入観は人に対してだけではなく、物事に対して持つこともあります。ある物事を「自分のプラスになるもの」と「自分のマイナスになるもの」のどちらと捉えるかで見え方は変わります。一度ご自分が持っている物事に対する先入観を見直してみると、ご自身の可能性を広げることができますので、ぜひやってみてください。

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